今日の午後、正月の墓参りを済ませて霊園の尾根付近から関東平野を見渡すと筑波山のツインピークスが見えるではありませんか、晴れていれば、この場所から新宿を遠望できますが、筑波山までは余程空気が澄んでなければ見ることができません。これも正月休みだからでしょう。
因みこの墓所と筑波山の距儀は直線で約100km弱である。
Posted by S.Igarashi at January 2, 2008 04:07 PMそうですね、母方の祖父も茨城の出身ですから、正月に縁のある筑波山が見えたのは目出度いことですね。
それに昭和32年3月まで住んでいた足立区にある梅島小学校の校歌は『あしたに向こう筑波山 夕べにあおぐ富士の嶺の♪』と云う出だしですが、子供の頃、富士山はおろか、筑波山も見たことがありませんでした。
ノスタルジックに昭和30年代が語られることが多い昨今ですが、都内から富士が見えたらニュースになるほど東京の大気汚染は深刻な状況でしたね。工場から排出される煙が戦後復興の烽火から、環境汚染の負の表象に変わるのは昭和40年代になってからでしょうか。
私達家族が八王子に越してきた理由もその前年に罹った小児結核に対する転地療養の意味もありましたが、大気汚染から疎開してきたのが本当の理由です。
筑波山まで見えたのは目出度いですね。空気が澄んでいたのですね。
昔のことですが、私が高校に入った年に東京タワーが出来ましたが、高校の屋上から東京タワーが見えたのは一冬で数えるほどでした。あの頃の空気は汚れていたのでしょう。高校の暖房自体、石炭ストーブだったんですから。