来月初旬までオックスフォードに滞在しているmasaさんのオックスフォード便りに便乗して、Google Earthで蛇行するテムズ川をオックスフォードからロンドンはウェストミンスター・ブリッジまで177.89キロメートルを川下りしてみた。(直線距離約83キロメートル)それで川下りして気付いたのはロンドンの手前に地図には記載されていない多くの遊水池があることだ。こうした遊水池もヒースと同様に都市の余白として重要な役割をしているのだろう。
オックスフォードの駅から南に500m位下った所にある堰と水門を出発地点とした。こうした堰と水門によって川の流れと水位を調節しているのだろう。玉井さんもmasaさんに刺激されて平底舟をエントリーしたぞ。
そして、ゴールはシティの手前ウェストミンスター・ブリッジ。
ピンクフロイドのレコードジャケットで有名な火力発電所「BATTERSEA POWER STATION」の煙突の影の長さを測ったら315mあった。BATTERSEA POWER STATIONは現在再開発中でリノベーション(大規模修復)と云うよりコンバージョン(用途変更)により生まれ変るそうだが、この四本の煙突はすでに撤去されたらしい。
Kai-Wai 散策:オックスフォード便り(6)
さっそく、masaさんが"BATTERSEA POWER STATION"を写真に収めてきた。
BATTERSEA POWER STATIONの川上にフォスター卿の事務所が見える。そういえば初めて見たノーマン・フォスターの作品は都市住宅・住宅第1集(7109)に掲載された入り江に建つコンクリートブロックによる住宅だった。
Posted by S.Igarashi at June 23, 2007 08:35 AM | トラックバック