January 18, 2007

昭和残像・西新井

50年ぶりに西新井大師に参拝したが大師前駅に降りたのは生まれて初めてである。西新井大師へは家から歩いてゆくのが当たり前であったが、その道も参道に続く手前で環状七号線で分断され、当時の面影を探すのは困難である。それでも環七の建設から免れた旧道には昭和の残像が残されていた。

きっと、子供の頃に何度もこの前を通っている筈である。そういえば昔は店頭で煎餅を焼いていたり、もっと煎餅屋が多かった気がする。子供の頃、米屋のお兄さんの配達に連れられて草加の煎餅屋に行った事がある。天日干しにされた焼く前の煎餅とかまどの前で汗だくで焼いている姿が記憶に残っている。

これは典型的な西新井的・昭和風景なんだろうが、自販機の缶コーヒーのポスターが時代を現代に呼び戻している。提灯に火の灯る頃を見て見たい。メニュー

追記:西新井の南側で放水路に近い赤不動の側にある四丁目倶楽部は自販機を中心にした新手の立ち呑み屋のようですが、これも夕刻の様子が気になります。

Posted by S.Igarashi at January 18, 2007 09:20 AM | トラックバック
コメント

足立には小学一年まで住んでいましたが、その頃は環七がありませんし、東武伊勢崎線の北側には未だ田圃が広がっていた時代でしたので、大師の参道も環七で断ち切られていて、昔とは随分違いましたですね。

Posted by: iGa at March 6, 2010 06:48 PM

私は生まれも育ちも北区赤羽ですが、足立区内に勤めていた頃、このせんべい屋さんはよく覗いていました。
マニアックな話なのですが、ここ西新井のお大師様の門前は昔からのお土産として、越谷あたりで作られた張り子のだるまや首振りの虎など売られていました。現在ではだるまも真空成型といってどろどろに溶かしたパルプを機械でつくるのがほとんどなのですが、昔は木型に反古紙を貼り重ねて作っていました。この店で現在売っているだるまもほとんど真空方式なのですが、写真の店の奥に見える本当に髭を植えた大きなだるまだけは旧作で
手張りなんです。非売品ですが。それからこの店でしか手に入らないお土産で、住吉踊りという吊るしものや綿狸という吊るしものがありました。ここの家で作っていたんです。おせんべいの味に関しては、近所の浅香屋さんという店がおすすめですが、、。

Posted by: いまどき at March 6, 2010 05:47 PM

この二店共、先日テレビ東京(12チャンネル)で放送された☆出没!アド街ック天国☆のベスト30とベスト26に選ばれていました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/080112/index.html

Posted by: iGa at January 15, 2008 04:03 PM

本日の「出没!アド街ック天国」は西新井の隣町「下町風情が残る東京都足立区の梅島に焦点を当てる。梅島には温かい人情やどこか懐かしい光景が息づいている。おいしくて手ごろな価格の下町グルメのほか、職人たちが生み出す逸品を取り上げる。」だそうです。

Posted by: iGa at January 20, 2007 04:22 PM

ワンコインから酔えます。(^_^;)

Posted by: iGa at January 18, 2007 07:09 PM

ん〜すてきですね。提灯に火の灯る頃 路上散策してみたいです。 

Posted by: いのうえ at January 18, 2007 03:39 PM