January 15, 2007

トタン小屋・X

電線とステーの影がブレース(筋交い)に見えるこの小屋と云うべきか、上屋(倉庫・資材置き場)なのか適切な表現が見つからないバラックですが、50年前は焼けトタンにコールタールを塗りたくったようなバラックでした。その後、建替えたのか定かではありませんが相変わらずバラックです。妻側のけらば(螻羽)の部分が破れ、ブルートタンで覆っているところが、段ボールで作ったようにも見えます。この家、昔は庭先でゴムタイヤを燃してましたが、最近はそのようなことはないようです。(足立区梅田)

Posted by S.Igarashi at January 15, 2007 02:27 AM
コメント

neonさん、どうも、こんばんわ。
この小屋の場合は破風板らしき残骸も見えますね。正確には「けらば」は切妻屋根の妻側の端の部分を云います。(瓦葺きの場合は、螻羽瓦=袖瓦)「けらば」の納まりが悪いと雨漏りの原因になりますので、この場合はまったく、それらしきものが無くなってみえますね。
この小屋は私の生家のごく近所にあります。母屋と前庭の関係から推測すると、たぶん昭和初期くらいまでは農家だったのではないかと思います。僕が住んでいた頃は近所の悪童にも恐れられていたお婆さんがいましたが。(^_^;)

Posted by: iGa at January 15, 2007 10:52 PM

なかなか素敵な物件ですね〜!
私が描くとしたら、やっぱり×影も描きたくなると思います。覆っているところ、けらば、というのですか、初めて知りました!

Posted by: neon at January 15, 2007 08:02 PM