August 28, 2006

不都合な真実

AnInconvenientTruth.jpg

アップルの取締役だけでは物足りなかった「一瞬だけ大統領になった男の挑戦」とは「不都合な真実(An Inconveniant Truth)」を明らかにすることだった。

Posted by S.Igarashi at August 28, 2006 11:37 AM
コメント

こんにちは。おそらく、日本で国民一般の環境リスクが一番高かったのは、公害運動や住民運動などがおこってくる前の昭和30年代じゃないかと思います。当時、因果関係も明確にならずに、ひどい状況で、救済されることもなく、そのまま亡くなった方たちがたくさんおられたはずです。そのような公害が、少年雑誌で取り上げられていたとは、知りませんでした。仕事の関係で、水俣病や新潟水俣病の被害者の皆さんにお話しを伺ったり、本を読んだりするチャンスがありましたが、奇病として差別され、風土病というレッテルのもとでローカルな問題として隠蔽されてきたことがよくわかります。少年雑誌でも、奇病・風土病として取り上げられていたとは…。

お化け煙突自体も、当時は、公害の元凶の一部だったのでしょうが、その煙突の足下の元・湿地帯エリアの工場からは、iGaさんがご指摘されたように、廃水等が垂れ流しにされていたわけですね。物質的繁栄を多くの人びとが確信できた時代=幸せなノスタルジーの対象になる時代は、同時に、公害の時代でもあったことよくわかります(公害の被害に直接的にエリアや階層の問題も含めて)。僕自身は、昭和40年の前後の6年間、公害のひどい北九州に住んでいました。河川環境は本当にひどかった。工場廃水に汚染され、家庭雑排水で汚濁していました。成長とともに、河川は少しづつましにはなっていきましたけど(とはいえ、それが自分にとっての原風景であることに間違いはありません)。

それはともかく、やはり一度きちんと映画館で見てみたいものです。

Posted by: わきた・けんいち at September 4, 2006 11:09 AM

まったく、フロリダ州がブッシュ一族に支配されていなかったら、9.11も、、、京都議定書も、、、イラクも、、、と考えちゃいます。
>この煙突、例のお化け煙突
ん〜、最近ノスタルジーだけで昭和30年代を語る傾向があるけれど、昭和30年代程、公害が深刻に生活環境を脅かした時代はないですね。あの頃、少年雑誌の記事にもなった奇病や風土病とされたものの殆どが後で公害病とされてますね。

Posted by: iGa at September 4, 2006 08:01 AM

iGaさん、こんばんは。この2007年新春公開の映画のサイト、見なくっちゃ、ぜひ見たいという気持にさせます。歴史について、もしあのときこうだったらという仮定の話しは意味がないといわれますが、それでも、もしあの時、フロリダの大統領選挙でアル・ゴアが勝利していたら、そして第43代大統領になっていたたら、地球環境問題の行く末は、少しは良い方向に変化していたのではないのか、そのように考えてしまいます。ところで、どうでもよいことですが、この煙突、例のお化け煙突に見えちゃいますね。

Posted by: わきた・けんいち at September 4, 2006 12:59 AM