東京新聞・朝刊に中央線オレンジチェンジの記事、今年の12月頃から順次、ステンレス製の新型車両E233系に切り替わると云う事であるが、車両前面にもオレンジ色を残して欲しい気もする。中央線にオレンジ色の車両101系(旧モハ90系)がデビューしたのが1957年と云うことだから、私が八王子に越してきた年である。それから半世紀近く、沿線住民にはあのオレンジ色の車両は風景の一部に同化している。
JR東日本
JR東日本・広報資料/中央快速線及び青梅・五日市線に新型電車を導入! [PDF/94KB]
中央線のオレンジ、総武線の黄色、山手線の黄緑、たださえ複雑で分かりにくい東京の中で、唯一誰にでも分かる記号だったと思います。ステンレスで塗り替えの必要も無い車体は、色々な面でコスト削減に繋がるのでしょう。
ただ都市全体での情報の整理といった範囲にまで、コストの範囲を広げると、良く整理されて多くの人が共有している記号を放棄するのは残念です。
正直に言えば古くなって少し粉をふいて白くなった中央線のオレンジが大好きでした。
そうですね、何よりも近代化を感じたの外観よりも車内のロンリウムの床ですね。それまでの油を染み込ませた匂いのする木の床と薄暗い車内から一転して、ロンリウムの床に蛍光灯、明るい車内は「モダンリビング」のイメージを連想させるものでした。
Posted by: iGa at July 31, 2006 11:33 AM私もオレンジ色の101系が走り出した時、なんだか中央線がいっきに近代化したように思った記憶があります。
最近は京王線がメインであまり乗ることはありませんが、踏切待ちの時、西八王子から八王子駅の傾斜面を走るオレンジ色はまさしく中央線という感じがします。