HURRICANE KATRINAの被害は米国の治水対策の遅れを物語っているが、東京の治水対策で最も大掛かりなものは荒川放水路だろう。現在は荒川放水路でなく、ただ荒川と言うようだが、僕らが子供のころは地元民は放水路とだけ言っていた。完成から74年を迎える放水路がどうなっているのか荒川の防災情報のサイトを見てみた。荒川決壊のシュミレーションを見ると小学一年生まで住んでいた地域は水深2〜5メートル位の冠水が予想されている。HURRICANE KATRINAは東京で生活する者にとって他人事ではない。
荒川下流河川事務所・事業概要
昨日のiPod nano の全面広告はなかったけれど、本日朝刊の国土交通省の全面広告はスーパー堤防についてでした。
スーパー堤防は堤防の高さに対して幅を30倍にするというものです。
堤防の高さが水準から12.5mとすると堤防の幅が375mになりますから、街区がそのまま堤防になるということです。