先週の土曜日午後、NHK教育で今年5月に放送した「ノルシュティンの世界」を再放送していた。
現在、製作中のアニメーション「外套」(原作・ゴーゴリー)についてノルシュティンは「(主人公の)限界を超えた屈辱は復讐(亡霊)となって現れる。」と語っていた。これは時代を超えて、民族を超えて共通することであろう。テロの根はそうしたところにもあるのだろう。
この番組、初回放送の時に観ました。
来日したノルシュテインは
日本の若きクリエイター達がつくった作品を観て失望します。
世界が狭過ぎる、というようなことだったと思うのですが
その時の、ノルシュテインの表情が忘れられません。
世界を狭くしていることが、テロを生む土壌を育てていると思っています。