April 30, 2005

サイゴン陥落30年

1975年4月30日に南ベトナムのサイゴン(当時)が陥落してから今日で30年目だという。
ベトナムから遠く離れた八王子でもベトナム戦争終結を体感することができた。それは米軍横田基地に離着陸する戦闘機がベトナム戦争終結を境に激減したことによる。横田基地と私の住む場所は直線距離にして15km位離れている。確かに15km離れていれば離着陸の際の騒音は聴こえないが、家の上空を編隊を組んで飛行するファントムの爆音は聴こえる。着陸態勢に入り、低空飛行している爆音も煩いが、離陸してから急上昇し音速(マッハ)の壁を超えるときの衝撃波は半端ではない。ドォッカ〜ンと雷鳴がし、衝撃波でガラス窓が鳴り響く、ベトナム戦争中はそれが日常茶飯事だった。ベトナム戦争終結によってこの山里にも静寂が訪れた。

Posted by S.Igarashi at April 30, 2005 11:09 AM
コメント

B29は見たことありませんが、横田基地に向かって飛行しているB52を初めて見た時は、見慣れていたカーゴマスターやグローブマスターのような輸送機と違って不気味でした。
そういえば南青山にいたときも、諜報活動の拠点とも云われてる星条旗新聞社に離着陸する三軍のヘリコプターの数によって情勢の変化を暗示してました。

Posted by: iGa at April 30, 2005 02:25 PM

今年2005年は第二次世界大戦終結60周年他いろいろとあるようでしたが、ベトナム戦争終結(....解放というべきかな)30周年だったのですね。
僕は朝鮮戦争時、B29の大編隊が横田を飛び立ち、又、戻ってくるのを上空に見ていました。でも、すぐにMig15の登場でB29の出番はなくなりました。
今でも、平和ということではなく米軍にとっては戦時なんでしょうね。

Posted by: AKi at April 30, 2005 12:01 PM