September 23, 2004

真夜中にコルトレーンを聴く

最初に聴いたコルトレーンのアルバムが"A Love Supreme"という人は多いと思うが、"Duke Ellington & John Coltrane"が最初に聴いたコルトレーンのアルバムという人は少ないだろう。コルトレーンがインパルスに残した数多くのアルバムの中で、この作品と"Ballads""John Coltrane & Johnny Hartman"の三枚のアルバムは真夜中に聴きたいコルトレーンだ。
親子ほど年齢差のあるエリントンとコルトレーン、二人の絶妙の掛け合いと、それを支えるエルビン・ジョーンズの全てに控えめなドラミング、1曲目のエリントンのイントロで始まる"In A Sentimental Mood"は正に一期一会が産んだ作品、これがジャズである。

二曲目の"Take The Coltrane"は曲名がエリントンの名曲"Take The A-Train"のパロディになっている。イントロとエンディングのリフだけにエリントンの伴奏が聴こえる。つまり"コルトレーンで行こう"とエリントンはコルトレーンに自由にプレイさせている。

Posted by S.Igarashi at September 23, 2004 12:06 PM | トラックバック
コメント

DIGの狭い階段ですれちがっていたりしたかも知れませんね。Googleで検索したら1階にあったアカシヤはまだ営業してますね。当時200円のロールキャベツ定食が有名でしたね。二幸(現アルタ)の裏道から大通りを渡って紀伊国屋書店の裏に抜ける道沿いにあった石の家という中華料理屋もラーメンが安かった。
この数年、新宿東口方面には行ってないですね。

Posted by: S.Igarashi at September 25, 2004 09:25 AM

私もいちばんよく通ったのはDIG。あと渋谷のメアリージェーンかな。どこかですれちがっていたのでしょうね。

Posted by: komachi at September 24, 2004 11:01 PM

小町通りの「門」なんてことはありません。
初めて入ったジャズ喫茶は有楽町にあったママ、高校時代の先生と待ち合わせで、ジャズ喫茶では喋ると叱られると云うことを知った。その時、掛かっていたのが確かマイルスのパグスグループ。
渋谷のオスカーにもよく行ったけれど、あそこはつぶれてストリップ劇場になってしまった。そういえば道玄坂小路の台湾料理店・麗郷の前にあったジニアスも風俗店になっていた。
一番よく行ったのが新宿のDIGとDUGで紀伊国書店の帰りに立ち寄るパターン、たまに木馬やピットインにも。吉祥寺はファンキー、アウトバック、それにメグ。

Posted by: S.Igarashi at September 24, 2004 09:20 PM

MADさんもJAZZなんですね。行きつけのジャズ喫茶はどこでした?

Posted by: komachi at September 24, 2004 05:48 PM