言うたらあかん:その1
アトランタオリンピックの前だから、既に8年以上は経っている。アトランタオリンピックを前にして夕方のニュース番組の枠内で、柔道のヤワラちゃんこと田村亮子(当時)が、TBSの筋肉系アナ・安東弘樹のインタビューに応えて、こう言った。「歴史とは勝者の記録です。」誰かの入れ知恵だろうが、正に言ってはいけないことを彼女は言ってしまった、とその時思った。この言葉は、全ての文学、芸術、そして民主主義の全否定であり、独裁者が最も好む言葉でもある。アトランタオリンピックの結果は「勝利の歴史を刻むこと」このミッションを将軍様から受けた北朝鮮選手に敗れた。
言うたらあかん:その2
1995年の経済界の賀詞交換会でダイエー会長中内氏(当時)がTBSの有村かおりアナ(当時)のインタビューに応えてこう言った。「これからはコンピュータとパートタイマーがいればよい、能力のない社員は切り捨てる。」そして、一週間後に阪神淡路大震災が起きた。
言うたらあかん:その4
「無礼な。たかが選手が」ナベツネこと渡邊恒雄。
この人は歩く暴言なので、今更ですが、ナベツネからこうしたコメントを引き出して囃し立てるマスコミも同罪ですね。
女性党のポスターに「こどもは国の宝です」というのがある。「やばいなあ」と瞬間的に思いました。
言うたらあかん。