May 26, 2004

徘徊・禁止


京王線新宿駅からJR新宿駅南口に抜ける通路にある標識の文字が目に付いた。通り馴れた通路であったが、その文字を見て「えっ!何故?」と思った。如何にも官憲の考えつきそうな禁止項目であるが「寝ころび」や「徘徊」の文字を目にするのは初めてである。
徘徊とは【どこともなく歩きまわること。ぶらつくこと。「盛り場を---する」[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]】の意味である。つまり【銀ぶら】なんてことも、言葉を変えれば徘徊である。この標識はそう云うことはしてはいけない、と書いてある。つまり、駅構内を意味もなくぶらつくな!と云うことである。なんだか忙しなくて嫌な世の中である。

Posted by S.Igarashi at May 26, 2004 05:01 PM | トラックバック
コメント