馬鹿のフェンス、カーブした道路の見通しを悪くするだけで全く意味のない代物、税金の無駄使いの見本でもある。
何故、馬鹿のフェンスが設けられたのか一応の理由はある。それは、ある不幸な出来事と役人の事なかれ主義によってなされたことだが、馬鹿のフェンスによってそれが交通障害になることを予測できないのが役所の馬鹿の壁ということである。
馬鹿のフェンスが設けられことになった、ある不幸な出来事とは住民の一人(中高年男性)が家で酒を飲んでいて、わざわざ表に出て河川(水路)に向かって立ち小便をしていて、誤って転んで、その勢いでガードレールを越えて河川に落ち、翌日発見された時には息絶えていたという事故である。こうした事故が度々起こるとは考えにくい、極めて稀なケースである。それでも河川に落ちないようにするならば成人男性の重心よりも高い位置に手すりがあればよく、鋼管パイプをガードレールの上に設けるだけでよいことである。それだけならば道路の見通しに支障をきたすこともない。
水路側から見るとこうなっている。昔は夏になると蛍が飛び交っていたが、コンクリートで固められ、蛍もトンボのヤゴもサワガニも全て絶滅した。
Posted by S.Igarashi at March 24, 2004 11:35 AM | トラックバック