Comment: ユーミン・コンプレックス

まれな倍音成分を発する声帯を持つユーミンは、自分の本当の居場所がまだわからないまま、TOKYOという結界の中で困惑しているように見えるのです。
かつて、モンゴルの平原に立っていた彼女はステキでした。
アメリカが憧憬だった時代はそれなりに幸せだったのかもしれないと、インターネットハイウエーの先の渋滞にはまる昨今、思いはじめているのです。

Posted by 栗田伸一 at December 22, 2004 11:19 AM